台風一過

昨夜はおぞましいほどの強風だった。風の音であまり眠れず、布団にもぐって世界を少しだけ遠ざけた。

風を「怖い」と思ったのは、数年前に海から少し離れた街で体験した暴風雨以来のことだった。

翌朝、窓を開けると嘘のように青空が広がっていた。気温は季節外れの暑さで、道端には枝葉や木の実が散乱していた。

2018.10.1

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